障害年金を社労士に依頼したい!社労士を選ぶ5つのポイント

社労士
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こんにちは!船井総研の山本です。

今回は「障害年金を社労士に依頼したい!社労士を選ぶ5つのポイント」というテーマでお伝えをしたいと思います。

私は現在、社労士の障害年金に特化した事務所のコンサルティングサポートをさせていただいており、また、障害年金経営研究会という障害年金に特化した社労士向けの勉強会の責任者も担当させていただいております。

 

そんなゴリゴリの障害年金畑にいる私ですが、叔母の障害年金の申請は信頼できる社労士に依頼しました。

理由は明確、お金を払ってでも社労士に任せたほうが安心だからです。

 

以前、「障害年金は社労士に依頼したほうがいい?依頼したほうがいい場合と自分でできる場合の比較」という記事を書かせていただきましたが、自分で申請をしたい人は自分で申請してもいいと思います。

 

私の場合は

  • 叔母が遠方に住んでいたこと
  • 叔母が通院する病院に行けないこと
  • 年金事務所に行く時間がないこと
  • 何より不支給になるのが怖い

上記の理由から社労士に依頼しました。

今回は、私の実体験をもとに、障害年金の申請を安心してお任せできる社労士を選ぶ5つのポイントをお伝えしたいと思います!

それでは早速参りましょう!

結論、5つの選ぶポイントは下記です。

  1. 障害年金専門の社労士事務所を選ぶ
  2. マーケティングを行っている社労士事務所を選ぶ
  3. どこまでお願いできるのかサポートの内容が明確な社労士事務所を選ぶ
  4. 費用の根拠を明確にしてくれる社労士事務所を選ぶ
  5. 受給決定率が高い・受給事例が豊富な社労士事務所を選ぶ

 

 

障害年金専門の社労士事務所を選ぶ

医師にも精神科や整形外科や耳鼻科など専門分野があるように、実は社労士にも専門分野があります。

社労士といえば、会社の社会保険の手続きや給与計算、助成金の手続き代行を行うBtoBが得意な社労士

障害年金のように一般のお客様(障害年金の対象者)に対して手続き代行を行うBtoCが得意な社労士に分けることができます。

 

なんでも屋さんの社労士事務所よりも、障害年金に特化している事務所のほうが申請経験が豊富ですので、まずはお近くに障害年金専門社労士がいるか確認をしてみてください。

大きい事務所(社労士法人)であれば、事務所内に障害年金の専任担当者がいることもあるので、事務所サイトや障害年金サイトを確認してみてください。

個人事務所で社労士1人が障害年金から社会保険の手続きから何から何までやります!だと、忙しくて障害年金の対応ができない場合もあるので要チェックです。

 

 

マーケティングを行っている社労士事務所を選ぶ

マーケティングを行っているということは、事務所として障害年金に注力をしているということです。

 

専門サイトを持っているか?

見分け方としては障害年金の専門特化サイトを持っているかどうか、です。

さらに言うと、ウェブ広告をだしているかどうか、

さらにさらに言うと、しっかりウェブサイトの更新をしているか確認してみてください。

 

ウェブサイトには「新着情報」という欄がありますので、日付を見てみてください。

 

 

最新の情報か?

ウェブサイトの「障害年金の受給額」というページを見てみてください。

障害年金の金額は定期的に変更されており、年度によって障害年金の受給額が異なります。

古いサイトだと平成25年当時の障害年金の金額が載っていることがあります。

もうサイトを更新していない、放置をしているということですね…

ですので、しっかり管理ができている、常に動き続けている社労士事務所をおすすめします。

 

スマホ対応をしているか?

スマホ対応をしていない事務所は論外です。

障害年金サイトは約7割がスマホからの閲覧になります。

この時代でスマホ対応ができていないのも不安ですので、確認してみてください。

※中にはスマホ対応をしていないすばらしい事務所様もいると思いますので、参考までにどうぞ

 

 

どこまでお願いできるのかサポートの内容が明確な社労士事務所を選ぶ

意外とこれが大事だったりします。

 

障害年金の申請は簡単に言うと

①自分が障害年金の受給要件を満たしているか、年金事務所で確認をする

②医師に診断書を書いてもらう

③病歴状況等申立書など必要な資料を準備する

④年金事務所に障害年金の資料を提出をする

という流れです。

 

 

この①~④の中で、社労士が何をしてくれるのかを確認する必要があります。

 

自分が障害年金を受給できるか、年金事務所で確認をする

簡単にいうと、受給要件を満たしているか年金事務所で確認することができます。

「自分で年金事務所に行って確認してください」というスタンスの事務所と

「社労士が代理で確認するので、年金事務所に行かなくても大丈夫ですよ」というスタンスの事務所があります。

正直、どっちがいいというのはありません。

 

私が依頼した場合は、私が叔母の代わりに年金事務所に行くことができなかったので、

代わりに行ってくれる社労士がいいと思い、お願いできる先生に依頼しました。

 

 

医師に診断書を書いてもらう

社労士から直接、病院に診断書を依頼をするのか、それとも患者さん経由で依頼をするのかに分かれます。

これも、どっちがいいというのはないです。

むしろ、医師との関係性によって変わってきますので、病院に応じて対応を変えている社労士事務所がほとんどです。

 

 

私の叔母は、社労士に診断書作成用の参考資料を作ってもらい、診察のタイミングで資料を渡して医師に診断書の依頼をしました。

この参考資料をつくってくれるか、くれないかも事務所によって変わります。

これも正直、どちらが良いかはありません…

 

 

医師からすると、そんな資料はいらないよ!という方もいれば、

参考になるからありがたいという方もいるので、これも結局は病院や医師によって対応を変えているのが現状です。

 

 

病歴状況等申立書など必要な資料を揃える

戸籍謄本や住民票はご本人が取得し、病歴状況等申立書は社労士が書くことが多いです。

病歴状況等申立書を書かないという事務所はほぼいないとおもいますが、

本当に、ごくまれに「社労士の費用を安くする代わりに申立書など工数がかかるものは対応しないよ」という事務所もいます。(過去、そのような社労士がいました)

悪いというわけではありませんが、個人的にはこの申立書を書くのが大変なので、書かないよという社労士はやめたほうがいいと思います。

「安いから」という理由で社労士は選ばないほうがいいです。

 

 

年金事務所経由で障害年金の資料を提出する

社労士が代理で出すことが多いです。

提出するときは窓口が書類の不備がないか最終確認をし、不備がある場合は返戻(へんれいと呼びます)になります。

社労士はこの返戻に対応してくれるので、基本的には提出は社労士が行うことが多いです。

また、最近では郵送で書類を提出している事務所が増えています。

郵送でも年金事務所に直接出しに行っても、支給決定の結果は変わりません。

 

中には、依頼者と年金事務所で待ち合わせをして、一緒に提出をする社労士もいます。

付き添ってくれるのはありがたいですね。

 

色々書きましたが、結論、どこまでお願いできるのかサポートの内容が明確な社労士事務所を選びましょう!

 

 

費用の根拠を明確にしてくれる社労士事務所を選ぶ

結論、どこの事務所も料金形態は同じです。

障害年金の相場があり、どこも同じような費用になっています。

 

参考までに、費用を載せておきます。

2.2か月分や11%など中途半端な数字になっているのは税込み価格です。

このどちらか高い方というのが相場になっています。

裁定請求サポート 事務手数料2.2万円+成果報酬(①,②,③のいずれか、高い金額)
①年金の2.2ヶ月分(税込+加算分)相当額
②遡及時は、①に加え、遡及総額(過去分の一時払い)の11%(税込)
③11万円(税込)
※障害年金をもらうための条件の1つである「保険納付要件を満たしているか」の確認は無料で行います。
審査請求 着手金5万5千円(税込)+成果報酬(①,②のいずれか、高い金額)
①年金の3.3ヶ月分(税込+加算分)相当額
②遡及時は、①に加え、遡及総額(過去分の一時払い)の16%(税込)
再審査請求 着手金5万5千円+成果報酬(①,②のいずれか、高い金額)
①年金の3.3ヶ月分(税込+加算分)相当額
②遡及時は、①に加え、遡及総額(過去分の一時払い)の22%(税込)
額の改定請求 事務手数料2.2万円+成果報酬(①,②のいずれか、高い金額)
①年金の2.2ヶ月分(税込+加算分)相当額
②11万円(税込)
更新サポート 事務手数料2.2万円+成果報酬(①,②のいずれか、高い金額)
①年金の1.1ヶ月分(税込+加算分)相当額
②11万円(税込)
その他 ・病院訪問等 11,000円(税込)~ ※目安3時間

 

ここで気になるのが「事務手数料」というものです。

だいたいは実費分の経費として2万円+税の事務手数料が発生します。

 

そこで「この事務手数料って何ですか?」と聞いてみてください。

「他も事務手数料を貰っているからから、うちも貰っている」ではアウト!

この費用も説明できない社労士は不安です。

 

少し意地悪になりますが「裁定請求と審査請求の費用を分けている理由」

「更新サポートの費用の根拠」も聞いてみてください。

ちゃんと考えている先生は答えてくれます。

 

あまり質問しすぎると「この人やりにくい・・・」と思われるのでお気を付けくださいね。

 

あとは、あまりいないですが、料金表そのものがない社労士もいます。

あとから追加でお金がかかるということがないように、事前に確認が必要です。

 

※ちなみに事務手数料は電話代・郵送代・病院に診断書を取りに行く日当ということで発生しています。

診断書の費用は別途実費で発生するのがほとんどです。

 

 

受給決定率が高い・受給事例が豊富な社労士事務所を選ぶ

これは結論ですね…

受給決定率

受給決定率というのは社労士が申請して何%受給決定しているかです。

中には、不支給前提で申請サポートをされる社労士もいるので、数字が出ている場合は数字の根拠を聞いてみてください。

数字を出していなくても、すばらしい社労士もたくさんいるので、そこは社労士に確認するしかないですね。

 

受給事例

次に受給事例です。

簡単にいうと、こういう病気・症状の方で、こういうサポートをしたら決定したよ、というコラムです。

ご自身の病気で申請経験があるか確認をしてみてくださいね。

 

 

さいごに

いかがでしょうか?

今回は「障害年金を社労士に依頼したい!社労士を選ぶ5つのポイント」をお伝えしました。

障害年金の申請は、信頼してお任せできる社労士事務所に依頼をしたいですね。

 

以上です。ここまでありがとうございました!

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