こんにちは!船井総研の山本です。
2021年2月6日にオンラインで障害年金経営研究会を開催いたしました。
今回から「経営研究会」になります!
スケジュール
今回から新メンバーの三登・鏑城・事務局の井上が加わり、新体制での2月例会でした。
第1講座
第1講座は「障害者グループホームについて」というテーマで
株式会社アニスピホールディングス 代表取締役 社長 藤田英明氏にご講演をいただきました。
▲講演の様子 リアルムでお話をいただきました
▲テキストの一部
▲利用者のお話もいただきました
第2講座
第2講座はルーキグループとベテラングループに分かれ、事例検討やマーケティング講座を行いました!
▲2つのブレイクアウトルームを作成し情報交換会を行いました
ベテラングループ
ベテラングループでは横田年金社労士事務所 横田 眞治先生に
皆様からご提出いただいた事例の解説と実務の質問についてお答えしました。
前半は事例検討
▲実際の申請資料を見ながら情報交換会を行いました
▲珍しい事例は会員様でシェアしています
例会での質疑応答の一部を共有いたします。
【ご質問】
精神疾患で認定日請求をするケースで、認定日時点・現在ともに無職で症状も重いが、認定日から現在までの間に一般雇用での厚生年金加入期間がある場合は、審査に影響するのでしょうか?
【横田先生による回答】
一般論になりますが、就労復帰していますから継続して障害の状態になかったと判断される可能性が高いですので、遡及部分については受給は難しくなります。
【ご質問】
交通事故で相手の自賠責保険は受給をしたが、それ以上を超える保証については相手方は任意保険に入っていないため自身の任意保険で生活費を賄っている状態 です。その場合も年金の 3 年間停止になる のでしょうか。年金の請求をするタイミングはいつになるのでしょうか 。
【横田先生による回答】
加害者側から損害賠償を受けた場合に調整が行われますので、「自身の任意保険」は調整は行われないと考えます。
ルーキーグループ
きよたか労務管理officeの伊藤斉毅先生にお話をいただきました。
▲伊藤先生のご紹介
実務とマーケティングの質問にお答えをいただきました。
実務
【ご質問】
障害年金業務の開始後、年金請求を済ませて、審査待ちになっている案件が数件あります。
今後、依頼者から年金決通知書の到着を知らせてもらい、集金をしなくてはいけません。
そこで、気持ちよく報酬を支払ってもらうために気を付けていることがあったら教えていただけますでしょうか?
【伊藤先生からのご回答】
まず、相談の段階から電話、メール、 LINE 公式アカウントなどで連絡する方法をいくつか確保しておくこと、そして何より相談者、その家族から信頼されるような対応を常にし続けることだと思います。
請求時に困ったことはないとは言いませんが、ほとんどの場合「本当に助かりました」と言っていただきスムーズに支払されています。
請求した日から 3 か月経過したら、「結果届いてますか?私自身も気になってます!」といった感じで連絡するようにはしています。
あと、契約時の報酬についてのわかりやすい説明と相談者が納得したか、理解したかどうかも大切ではないでしょうか。
【ご質問】
電話、郵送、またはWEB のみのやり取りで、ご本人ご家族も全く面会はせずに申請することは何割ぐらいありますか?また、全く面会せずに申請するときの注意事項などありますか?
【伊藤先生からのご回答】
基本ないです。面談前に依頼したいという話が出ても「待ってください」と言います。
「面談で当方に依頼しても良いのか、信頼に値するのかということを確認してほしいですし、当方としても料金説明、納得した上での契約、委任状作成などがありますから!」といつも言っています。
全く面会しない場合は、契約内容を本当に納得しているのか、費用請求が問題なく遂行できそうかを注意したいですね 。
顔を合わせない分、電話やメールのみで信頼関係を築くことになるので、いつも以上に明るく、頼れる専門家であることを伝えなければいけませんね。
マーケティング
【ご質問】
1分間無料判定やメールでの問い合わせの場合、電話からの問い合わせよりも面談へつながるケースは、とても低いです。メールで返信する場合の工夫等あれば、教えていただきますようお願い致します。
【伊藤先生からのご回答】
1分間に関しては自分もそうですね。電話で折り返すのが大事なようです。メールでの返信はできるだけ無機質な文章にならないよう気を使っています。(専門家にとって当たり前の単語も相談者には理解しにくいものが沢山ありますからね。)
聞き取りたいことに対して、答えやすいように選択肢を提示して選んでもらう文章にしたりもします。あとは、相談者の力になりたいという気持ちをもって返信すること、気づいたらすぐに返信することの 2 点は大事ですね。
自分の都合(受任したい、売上が欲しい等)が前面に出ると、メールでも伝わる気がします。
内今回ご紹介したのは一部ですので、詳しくは会員サイトよりテキストをご覧ください!
第3講座
今回は新しい取り組みでマーケティングの情報交換会を実施。
船井総研がマーケティングの取り組みを発表し、会員様に補足説明をいただくという流れで株式会社 船井総合研究所 山本千穂よりお送りしました。
▲講座内容
▲講座の流れ
Good事例①就労支援施設でのリモートでの勉強会開催予定
コロナ対策でオンラインとサテライト会場で開催をし、勉強会後に個別面談を予定。
▲Zoomの操作方法のチラシも送付
Good事例②面談して保留になった人に渡すように、「感謝の手紙集」の小冊子を作成
▲今までいただいたお手紙を掲載
①相談者様のエリア
②病名
③見出し
④お手紙の画像
⑤テキスト
を掲載しています
Bad事例②LINEで質の悪い問合せも増えている
▲Googleのアップデートについてもお伝えをいたしました
第4講座
次回のご案内をリアルタイムで山本よりお送りしました。
▲講座の様子
以上です。
次回は4月例会について+人身傷害業務研究会についてお伝えします。
ここまでありがとうございました!